一面に赤く染まった大地に、奇妙な姿のサボテンや樹木が立つ写真を見つけた。今まで見たことのない光景だった。調べてみると、それはガラパゴスだった。 どうしても、この目で見てみたくなった。
その夢が、2013年の夏に実現した。
撮ってきた写真を島ごとに紹介する。
旅の記録は、ガラパゴスの旅にまとめている。
一面に赤く染まった大地に、奇妙な姿のサボテンや樹木が立つ写真を見つけた。今まで見たことのない光景だった。調べてみると、それはガラパゴスだった。 どうしても、この目で見てみたくなった。
その夢が、2013年の夏に実現した。
撮ってきた写真を島ごとに紹介する。
旅の記録は、ガラパゴスの旅にまとめている。
空港のあるバルトラ島のすぐ隣に位置し、観光客が多い島である。アオアシカツオドリの広々とした営巣地や、群島最大規模のオオフリゲートバードおよびミドリフリゲートバードのコロニーが見られる。他にアシカやツバメカモメも見られる。
地面には、白い斑点のある岩の間から、パロ・サント(強い香りが特徴のサンダルウッドの一種)やグレーのソルトブッシュが点在する。観察路のすぐそばのブッシュにアオアシカツオドリなどの巣を見ることもできる。
サウスプラザ島は、火山島が多いガラパゴス諸島の中では珍しく、海底にあった火山性岩が隆起してできた島である。ゴツゴツした地面にセスヴィウムの赤が広がり、緑のサボテンが点在する。この島は、リクイグアナ、ウミイグアナが多く生息する島でもある。2種のイグアナの生息域が重なった結果、ごく稀に「ハイブリッドイグアナ(交雑種)」が確認されるそうだ。その他、アシカやアオアシカツオドリ、など幾種類もの鳥もが見られる。
サンタフェ島は、かつて地質学的褶曲を受けた地層が隆起して形成された島である。湾内には美しいターコイズブルーのラグーンが広がり、かつては多くの船が立ち寄った歴史的な停泊地として利用されていた。
ガラパゴス諸島の中でも特に古い地質を持つ島であるためか、固有種の割合が最も高い。サンタフェ海イグアナのほか、サンタフェモッキンバード、サンタフェライスラット、サンタフェトカゲなどがいる。また、フリゲートバード、アオアシカツオドリ、アシカ、海イグアナ、ツバメカモメ、ヘビ、サギ、タカ、サメ、エイなども多く見かけられる。植物では、幹が木のように硬く、高さが数メートルにも達するサンタフェウチワサボテンがある。
ダーウィンは、島ごとに異なる生物相を観察し、後の進化論につながる着想を得たとされる。フィンチ類はその代表的種だと言われている。ガラパゴスサボテンフィンチは、長いくちばしを使い、サンタフェウチワサボテの鋭いトゲを避けて花や果肉を食べ生きているし、地上にいる種(コガラパゴスフィンチなど)は落ちた種子などを食べる。そのため、くちばしの形状が変わるなどして、狭い島内での食べ物の奪い合いを避け、役割分担して進化したと考えられる。別の島のフィンチも姿形が異なっている。
ガラパゴス諸島の東に位置する5番目に大きな島で、州都プエルト・バケリソ・モレノ(Puerto Baquerizo Moreno)がある。
この島の北側にある入り江のビーチから、岩山を浸食する雨水の流れ沿いに確保されたトレイルを100mほど登るとプンタピットを見渡せる開けた場所に出る。崖には真っ赤なセスヴィウムと緑の低木が織りなす鮮やかな光景が広がる。アカアシカツオドリ、アオアシカツオドリ、マスクカツオドリの三種がいるとのこと。
火山性の凝灰岩で形成されたコーン状の丘であり、近くに珊瑚由来の白い砂浜(Playa Cerro Brujo)がある。
1835年9月18日、ダーウィンを乗せたビーグル号はスティーブンズ湾(Stephen's Bay)に投錨し、彼がガラパゴスで初めて足を踏み入れた陸地が、このセロブローホの浜辺だったと記録されている。
ビーチの前方には、レオンドルミード(León Dormido 「眠れる獅子」)と名付けられた岩山が海から突き出ている。方向によって確かにライオンのように見える。 英語名の Kicker Rock は、横から見た姿がブーツ(kicker boot)に似ていることに由来すると言われている。
浜から右手に見えるプンタデド(Punta Dedo デド岬)岩山の端に岩のアーチ(Arco de Cerro Brujo)があり、ボートでその下をくぐり抜けられるようになっている。角度によってはアーチの奥にレオンドルミードが見える。
ガラパゴス諸島の南部に位置する島で、島全体が一つの大きな盾状火山(シールド火山)で構成されている火山の島である。しかし、諸島西側のイザベラ島のような活火山ではなく休止状態である。 また、人間が早くから定住をはじめた島である。近年では100人弱となっている。
バロネス・ポイント(Baroness Point 貴婦人の場所)という展望台がある静かな入り江。オーストリア出身の男爵夫人が三人の男とともに暮らしていて、ある時、突然いなくなっていることが判明したという話からとられた名称らしい。
昔捕鯨船などの停泊地として使われた場所で、そこに置かれたポストに投函すると、郵便が出せる街などに早く帰る人が持ち帰って投函してくれていたそうである。今でも、ここを訪れる観光客が投函したり、投函されたものを持ち帰って一般の郵便として投函したりする。
アメリカの掃海艇 USS Cormorant に由来する地名であり、多くのコルムラント(鵜)が生息するからではない。
上陸する浜は、大量に堆積した火山性のカンラン石(olivine)により、独特の緑がかった色をしている。この浜から、岬の根元を横切るように観察用のトレイルが設置されている。このトレイルを少し内陸に入ったところにガラパゴスフラミンゴを含む様々な渡り鳥や沿岸鳥が生息する汽水湖がある。
更に進むと、白砂のビーチへでる。アオウミガメ(Green Pacific Sea Turtles)の産卵地となっている。ビーチからは、ウミガメや水中に飛び込むアオアシカツオドリ、そして餌を求めて海岸線に沿って泳ぐ小さなサメ(Whitetip Reef Shark)を観察することができる。
フロレアナ島の沖合に位置する小島で、捕鯨家アンドルー・チャンピオンにちなんで名付けられた。
この小島は、アオアシカツオドリ、ナスカカツオドリ、ツバメカモメ、サギ、フリゲートバード、ペリカン、そして美しいアカハシトロピカルバードなど、多種多様な海鳥が生息している。外来動物による他の島での生息地の破壊により、長らくチャンピオン島にのみ生き残っていた固有種フロレアナモッキンバードがいる点でも有名である。
この群島で最大の島である。当初は6つの別々の島だった6つの火山が一つに融合して形成され大きな島となった。そのうち5つは現在も活火山である。シエラ・ネグラ火山には世界最大級のカルデラがあり、ウルフ火山は近年も噴火している。
また、群島の西側に位置していて、クロムウェル寒流が流れ込む豊かな海洋生態系を有する。また、寒流の影響で赤道直下でありながらガラパゴスペンギンが数多く生息している。それぞれの火山には、かつては別々の島に生息していた異なる種の陸ガメが生息していることも興味深い。
海岸は溶岩とマングローブ林に囲まれている。湾内ではガラパゴスペンギンをはじめ、多くの海鳥を見ることができる。また、アオウミガメ(Galápagos Green Turtle)、エイの仲間(Stingray)などの生物も見ることができる。上陸は禁止されていて、海上からのみ見学することができる。
溶岩台地を歩くトレイルがある。シュノーケリングもできる。溶岩台地に初めに根を下ろす植物をパイオニアプランツと言うが、このプンタモレノではヨウガンサボテン (Lava Cactus)をはじめとするであり、パイオニアプランツが生育している。他にハシラサボテン、ウチワサボテンも見ることができる。
トレイルの途中に台地の窪みにできた池があり、ベニイロフラミンゴ (American Flamingo)が見られる。
ガラパゴス諸島の中央に位置する島で、人口・観光客ともに最も多い。チャールズ・ダーウィン研究所やプエルト・アヨラの町があり、観光の拠点となっている。高地には湿潤な森林が広がり、野生のガラパゴスゾウガメを見ることができる。
サンタクルス島のほぼ中央の標高600mくらいの山の上にある保護区で、鞍型とドーム型の2種類のゾウガメが自然の中で暮らしている。ゾウガメは、海からこの山の中まで歩くのだそうだ。
今回の旅で撮影した主な動物たち
| 日本語名 | English Name |
|---|---|
| Galápagos Sea Lion | |
| Humpback Whale | |
| Blue-footed Booby | |
| Red-footed Booby | |
| Nazca Booby | |
| Magnificent Frigatebird | |
| Swallow-tailed Gull | |
| Galápagos Brown Pelican | |
| Brown Noddy | |
| Red-billed Tropicbird | |
| Galápagos Yellow-crowned Night Heron | |
| Galápagos Yellow Warbler | |
| Galápagos Mockingbird | |
| Galápagos Dove | |
| Galápagos Hawk | |
| Galápagos Short-eared Owl | |
| Galápagos Penguin | |
| Flightless Cormorant | |
| Smooth-billed Ani | |
| Medium Ground Finch | |
| Small Ground Finch | |
| Galapagos Giant Tortoise | |
| Galápagos Land Iguana | |
| Santa Fe Land Iguana | |
| Marine Iguana | |
| Galápagos Lava Lizard | |
| Pacific Green Turtle | |
| Stingray | |
| Shark | |
| Sally Lightfoot Crab |
今回の旅で撮影した主な植物たち
| 日本語名 | English Name |
|---|---|
| Sesuvium | |
| Prickly Pear Cactus | |
| Lava Cactus | |
| Candelabra Cactus | |
| Galápagos Cotton (Darwin's Cotton) | |
| Galápagos Miconia | |
| Grey Matplant (Tiquilia nesiotica) | |
| Galápagos Purslane | |
| Floreana Daisy | |
| Ball Moss |
このギャラリーに掲載した写真の撮影行については、別途ガラパゴス旅行記に掲載した。